北朝鮮問題 まとめ
昨日2017年9月3日 北朝鮮は水爆実験を成功させたと発表しいました。実戦で使えるような近い水準まで到達したことでしょう。 制裁だ話会が必要だの議論をしている間にここまできてしまいました。
報道を見ていて欠けている視点
1. 生物・化学兵器の北朝鮮所有と実践配備のことが報道されていない。
これは、ミサイル・水爆の問題以前に米国が二の足を踏んでズルズル現状まで引き延ばした理由ではないのか?
2. 運搬手段はミサイルだけではない。 北朝鮮が持っている現有の爆撃機でもいけるのでは?
あれだけ水爆の大きさがちいさいのなら、コンテナーの中にいれて、もしくは貨物艙のすみに置くこともできる。
大型船も必要としないで、スパイ船の小型漁船でも運搬が可能では? 従い核兵器の小型化ができたの ならば、それ自体が大きな問題である。
第2次朝鮮戦争の米国開戦準備とは
最初にお断りしておかなければなりませんが、小生としては好んで被害の大きくなる戦争を望むものではない。田舎老人が専門家でもないことを述べても的外れなこともあると承知おきください。
トランプ大統領はレッドラインの具体的なことを述べることは無いと思います。ゴ−ルデンウイ−クで日本の要人が出払っている時期に起こることはないでしょう。 事前協議があると言っても開戦の1時間前に通告されるだけであろうから、それからでは庶民が対処のしようも限られたものになります。 さきの原発事故でのあわてた対応になるでしょう。従い報道により米国が開戦準備にかかった事実を知り判断することが大事でしょう。
1. 原子力空母が横須賀にあるものを含めて3隻目が増派になる。
2. 韓国にいる1個師団の陸軍が増派されて3−4個師団になる。
3. 沖縄ないし在日米空軍基地に米本土から多数の飛行隊が派遣される。
4. 岩国・佐世保・沖縄へ海兵隊が増派される。病院船の来航。
5. 米軍基地の弾薬庫への動きが活発になる。
6. 在韓国米人の帰国要請の報道がある。避難行動があれば確実。この時は北朝鮮は開戦を決意して、 先制攻撃をあちらからしてくる可能性すらある。
7. 海上自衛隊の掃海部隊に集結や移動命令がでたとき
8. 中国地方日本海側に陸上自衛隊1個旅団程度が配備されたとき。
9. 首都圏など大都市への対空部隊の配備があったとき。
10. 大宮にある陸上自衛隊の化学部隊の活発な動き。
中国の習近平をトランプがほめているツイッタ−であれば、まだ猶予があります。いずれにしろ安部さんの動きは鈍いので、開戦してからの後追いになるでしょう。その被害が国民が受けることになります。 報道に目をくばって個人個人が判断するしかないです。でも、個人としてどのように対応したらよいのでしょうか?
2017-4-30
敵基地攻撃能力の前に
日本の政局で籠池やら豊洲問題を論じていますが、アキアキしています。一方ではシリアの空爆や空母カ−ルビンソンの極東派遣で情勢は緊迫感があります。在韓日本人の駐在員の家族の日本帰還を考えなくてよいのでしょうか? 小生に親族がいれば躊躇なく呼び寄せです。
先のテポドン騒ぎのときに、自衛隊の敵基地攻撃能力を持つ議論が起きましたが、今回もその報道を目にするようになりました。
トランプによる今回のシリア空爆では、化学兵器で攻撃した疑いのあるシリア空軍飛行場に、巡航ミサイル59発余を打ち込みましたが、滑走路に被害は少なく飛行機は発進できる状態だといいます。滑走路はすぐに修復可能で米軍は他の機能を攻撃したのでしょう。
北朝鮮の移動型ミサイルに対しての攻撃だと、もっと少ない被害しか与えられないと思われます。隠蔽された敵基地攻撃は、短期には効果の上がるものではありません。
もう忘れてしまっているでしょうが、F4ファントム戦闘機を日本の主力戦闘機に採用するときに、爆撃装置を外したことがありました。持っている性能を制限する・外すの外さないのバカゲタ議論を当時はしていました。それから比べたら専守防衛が、事前に予想される敵をたたくことができるのでしたら、雲泥の差があるといえましょう。
PCゲーム BARBAROSSA Decisive Campaings による独ソ戦開始画像
上図はヨットを再開して以来、じっくりやる時間が無くて積ゲ−になった、バルバロッサ作戦・第2次大戦ものストラテジ−ゲ−ムです。歴史的な軍配置を踏まえています。他にもハートオブアイアンWという同種のゲ−ムも買い込んでいるがやっていません。(ゲームの話はいずれ後ですることがあるでしょう。)
ドイツのバルバロッサ作戦では、ソ連の油断につけこんでドイツは開戦と同時に空爆を仕掛けて、ほとんどのソ連飛行機を飛行場で壊滅させ、制空権を支配して電撃戦を成功させました。
さあどうでしょうか?福島の震災の折には松島飛行場にある航空自衛隊の飛行機が退避する決断を誤り壊滅してしまいました。自衛隊は最新の武器を欲しがり予算をつぎ込んで装備しますが、その保守・防御には予算をかけません。ほとんどの基地には掩体壕すら整備されていないでしょう。むざむざ基地に最新鋭の飛行機を裸で整列させているのが現状でしょう。ソ連の二の舞は必須です。
敵基地攻撃能力の装備より前に、掩体壕を作ることももそうですが、今ある地下鉄・街に退避設備としての整備が必要でないのでしょうか? 米軍基地の近くは特に急がれます。
洞窟に隠れているような移動式ロケットランチャ−を1個ずつつぶしていくことはとてつもない装備と費用・時間を必要とします。それよりも移動式で射程千キロ程度の固形燃料ロケットを200基程度装備して対抗させたほうが抑止力になるのでないでしょうか? アメリカに戦術核の韓国再配備を支持する議論を始めたほうが良いかも。その報道が抑止力になる。
今まで北朝鮮への米軍の先制攻撃が抑制されていたのは、貧者の核・化学生物兵器が38度線に配備されていたからで、それに核ミサイルが加わりアメリカ本土をうかがう状況になりました。シリアのようにレッドラインを超えた判断で、トランプなら踏み込んでしまうことも想定しなければなりません。
現状に追随していくばかりで既存の法制を無視していくようでは、戦前のかってきた道です。真摯な国会議論をもとめ、現実を踏まえた議論を望みます。
北海道にある1個師団を中国地方の日本海側に配置することは、すぐにも出来るし、やらなければならないことです。
こんなことを田舎の爺爺が云うことかと? 突っ込まれそうですが。
2017-4-11
追記
上図は朝日新聞より
8月15日が迫ってきました。また辛酸をなめることがないよう、今までに述べたことの繰り返しもありますが、追記いたしました。
北朝鮮がグアム近海30-40kmのところへ4発のミサイルを発射する準備が整ったと発言しています。アメリカもグアムからの爆撃準備ができていると報道されています。 獣医学部の問題を臨時に国会で協議している場合でしょうか? 周りの人からもこのことに関心が向いているように思えません。
北朝鮮もわざわざ領海外に限定した発射だと事前に明らかにしています。何分にも不明なのはトランプが行うそれに対する対処です。予定どうりの領海外に着弾したときに、その対抗として彼は何をするのかわからないことです。やりようによっては第2次朝鮮戦争になるかもしれません。
かって冷戦時に宇宙兵器の開発をレ−ガンがぶちあげた、当時はソ連経済がすでに破綻していて、その開発競争の予算が無く、冷戦終結に続がったといいます。 アメリカは今では、大気圏外にあるミサイルをレ−ザ−などの有効な新兵器で破壊できるのでしょうか? こんどのミサイルを4発とも打ち落とすことが出来れば、米国が望むような解決になるかもしれません、けれど疑問です。 その冷戦を終結に導いた理由が今の北朝鮮には通用しそうにはありません。北は経済が破たんしようが国民が餓死しようが、現体制の存続のために、ひたすら核ミサイルの実戦配備をしたいのだと思います。
日本でも国体の護持にこだわって終戦が遅れ多くの死者がさらに増えた歴史があります。 余り報道されていませんが、今回でも国務長官は現状の政体が維持可能であるというメッセ−ジを北朝鮮へ流しています。金正恩が理性を持ち自滅を望まないのなら、どこかで決着がつくかもしれません。先にアメリカが攻撃しなければ自ら先に手出ししないようにも、今のところ思えます。トランプもミサイルの迎撃作戦に限定したものだとよいのですが。もっと踏み込んで北領内のミサイル基地を叩くようだと恐ろしいことになりそうです。
広島・長崎の原爆被災の日の式典が終わったところです。長崎市長が核兵器禁止条約の交渉に参加していないし、また米国の核の傘に依存している現状においては、その条約は相いれないものとして反対している政府を批判しました。小生はその理想は大切で将来的に追及実現していくものだと考えます。しかし現状で平和的な解決のみで対処するのは間違いでないかと思います。先の大戦でナチスのラインラントの進駐の時に対処しておけばと後で気が付いても遅い。ナチスに対しては随分と宏和的な動きもありました。
また、我が国が米国の核の傘の下にあるといっても、米国の核の傘が西海岸の大都市の消滅と引き換えに日本のために機能するかは疑問のあるところです。はなはだ不確かなものに頼っていると考えます。チャイナやコリアのような近隣の核保有国が存在して、照準を日本に当てていると公言しています。日本は被爆国であるので核に頼らない安全保障を追求するのは見識です。最近よく広島へ行くことが多いのですが、かって原爆が広島に落とされたとは思えません、現在の復旧は素晴らしいものです。しかし現在の原爆の威力は当時のものとは桁違いのものです。日本に4−5発も落ちれば壊滅してしまいます。
対ミサイル防衛はオソマツなものです、4県に配置されたPAC3は基地や飛行場周辺を守る限定的なものです。その到達高度も不足している性能ではといわれています。地元に安心感を与えるだけのものでしょう。現況では飽和同時的に撃たれたミサイルを迎撃して4−5発の撃ち漏らしはあるものとしなければなりません。日本壊滅です。敵基地攻撃の兵器として巡航ミサイルの装備も話題に上がってきています。それでも、それは開戦と同時に使うもので敵が撃ってきた後では効果がしれています。現在有効に対処できるものは無いのが現実です。撃ち漏らさないほどの装備をするのなら、できたとしても天文学的な予算がいるでしょう。それなら、その前に日本の財政破たんが先にやってきます。
どうしたらよいのか? 非核3原則を表明しています。持たず、作らず、持ち込ませずというのなら、借りてくればよいのではと言わないで、近隣の状況が無くなるまでの保留として再表明したらどうでしょう。 もちろん、先制攻撃を行わないと世界に宣言したなかで、NATOと同様な核の傘を持つべきだと思います。秘密の基地にある米国の核爆弾をそれぞれの国の飛行機で使うもののようです。そのことは、もう少し詳しく報道されないとその実態は不明です。幸いにNATOの核戦力が脅威だとも言われていません。日本はアメリカから中距離ミサイルを買ってもいいでしょう。トランプは選挙前に日韓の核武装容認発言をしています。
甘んじて核の先制攻撃や恫喝を受けるという意見があっても良い。 このような議論を国会でしてほしいものだと思います。ヤバイ時期だと現実認識してまな板の上にのせましょう。
2017-8-14
非核3原則見直し 石破発言 2017-9-14
中距離ミサイルと巡航ミサイル
イプシロンロケットと核の先制不使用条約
安価に衛星を打ち上げるイプシロンが成功しました。逆に地球上のどこでも狙う
安価なミサイルを持ったということです。ナイフと同様使い方ですね。
アメリカは状況により核の先制使用をするオプションを持っています。中国と
インドは先制使用をしないと宣言していますが?。日本に核ミサイルを照準し
ている国があります。現状で日本に核ミサイルを撃ってくる状況ではもちろ
んありません。
しかし紛争がこじれた場合にはあり得ると覚悟しておかなければなりません。
その時に果たして、アメリカは自分のニューヨークを犠牲にしてまで反撃してく
れるかどうかも考えておかなければなりません。核のカサすらあると自覚しな
いで、生活していますが、核のカサの突き詰めて起こる問題はこういう事です。
日本が現況で核武装するなんて絵空事です。国民は許しません。でも最初の1発
の被害を受けたら、一変して集団ヒステリー状態で、それの反撃を世論が支持
するでしょう。原発への通常ミサイルの攻撃でもそうなるしょうね。狭い国土の
日本には核戦争が起こればこれほど脆弱な国土もないでしょう。故に絶対に避け
ねばなりません。
まず日本と中国とインド及び賛同する国を加えて国際核先制攻撃禁止
条約を結ぶべきでしょう。日本には核はありませんから不思議な条約です。
3か月もあれば材料を持っていますので、その製作は容易でしょう。しかし作ら
なくとも原発よりできた生成物が豊富にあります、福島のものもありますね。
イプシオンに詰めて撃てば充分に今でも対抗できます。
ニューヨークの壊滅に負けない同盟には相当な覚悟と対価が必要とされま
すね。
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2013-9-24
本当に怖いのは?
今か今かと北のミサイルに緊張した日々です。 今日は長年続けている政治家の
ポステイングのボランテイアに行ってきました。そこの事務所での会話で、
意外なことにが分りました。
なぜ、アメリカはイスラエルがやるような先制攻撃をしないのでしょうか?
原爆を作る前の段階でそのための施設をすでに破壊しているはずだ。
最近の北の言動は戦前なら宣戦布告と思われてもおかしくないはずです。
オタクの世界ではよく承知のことが、世間にあまり報道されていないようです。
それは北がソウルや米軍基地を射程に納めている生物化学兵器を地下の施設に
配備しているからです。空爆でも部分的にしか破壊できない施設です。
それが抑止力として北にとっては機能してきたからです。こちら側があまり認め
たくないので報道でフィルターがかかって世間に知らせてこなかったのだと
思います。
最近の韓国のテレビでガスマスクをつけて兵士の映像が映っていたり。
日本の評論家でもこのことを述べています。今回の緊張ではテレビでかって述べて
いた評論家の威勢のいい先制攻撃の意見が聞かれません。現実味を帯びると
慎重になるのでしょうか........ね
2013-4-11
本当に怖いのは その2 スパイク対艦ミサイル
イスラエル製 スパイクミサイル
今日の報道で韓国は、この前に北朝鮮から砲撃を受けたヨンビョン島に、
イスラエル製のスパイクミサイルを実戦配備しました。韓国軍は自走砲で反撃し
たが、トンネル内に潜む砲を破壊できませんでした。このミサイルで精密に破壊
することができるようになります。前回に書いた、北朝鮮の現時点での最大の
抑止力は、38度線に展開した洞窟内の生物化学兵器砲弾を撃つ長距離砲や
ミサイルです。このスパイクを配備していくことで、ソウルがダーテイ兵器で
火の海になるのを韓国は防ぐつもりでしょう。ひょっとして、これで軍事バランス
がくずれて和解の道が開けるかもしれません。
日本にもこのタイプの兵器を国産でもっていますが、なにしろ国際価格の3-4倍
はします。
フォークランド紛争のときにエグゾゼ1発でイギリスの駆逐艦が沈没。
今日も日本の接続水域を潜水艦が潜航しました。3度目です。スパイクが格安なら
25キロの射程があるようですので、上陸作戦用艦艇や舟艇に対して非常に有効
です。1000発ぐらいの大量購入して、予備役を訓練してこれを持たせ、農業用
のトラクターに設置した写真でも公開すれば、大きな日本の抑止力です。
沖縄はおれの物などと言ってはこないでしょう。
価格を調べるのに他のサイトを探したところ50基で発射台2セットで50億円の
予算とのことでした。砂漠用で性能にも問題点があるとの記事でした。
いずれにしろ性能は日々進化していくので、このタイプの兵器をもつべきでしょう。
2013-5-20
シリアの化学兵器
近日中にシリアに対して有志の国の空爆が行われるのかという状況です。
塩野さんの”ローマ人の物語”を読んでも、あの当時から現在のシリア
やイランの地域とローマの問題は大きな問題だったと分ります。何も解決できずに
現代まで来たのですね。 イラクには大量破壊兵器はありませんでしたがイラク
戦争は起きました。(国内のクルド人に対してはフセインは化学兵器を使用
しましたが。)
ヒットラーは同等の反撃を恐れて化学兵器を使用しませんでした。歴史的には
化学兵器を所有している側がその使用に対して、反撃があるなしで決断している
ようです。 今回の空爆があるとすれば、化学兵器の使用に対してその被害を
受けない側の人道的(?)な反撃をした初めてのケースになります。
38度線に大量にそれを配備している北朝鮮に間違ったメッセージを与えないため
とも言われています。 原爆もそうですが、人道でも何でもなく、対抗する軍事
バランスが必要だといわれます。
2013-8-28
シリアの化学兵器その2
今日の報道では、シリアにある化学兵器を国際管理下で保管するというソ連の
外相の提案です。アメリカも理解を示しているようで、シリア空爆は保留の
模様です。
北朝鮮の化学兵器はかって韓国の米軍が核兵器を持っていたためだし、
イランの核開発やシリアの化学兵器はイスラエルの核兵器に対抗するものです。
日本は中国の核兵器には米軍の核の傘で対抗しています。(日本の国民にその
自覚が有ろうと無かろうと。)
シリアでは自国民にそれを使用した疑いが濃厚で今回の問題が起こりました。
アメリカの困った問題とは、今のシリア政府をつぶしてしまった後で過激派の
イスラムテロリストが混乱に乗じてシリアの政権につくことです。
米ソともテロリストに渡った化学兵器が自国で使われるのを阻止したい共通目的
があります。それで、もし今回の国際組織の保管で決着できればいい結末ですね
2013-9-10
朝鮮問題
日本にとって望ましい朝鮮問題の解決とは何でしょう? 最悪の結果とは、韓国
がドイツのように再統一して、その後に中国と同盟を組むことです。歴史的にも
儒教の国で、長らく中国を宗主国としてきました。大いにありうることです。
明治以来の日本の外交政策で朝鮮にからんで、日清・日露の戦争をして
きました。
地政学的に半島が敵対勢力の勢力圏になるのを必死で避けました。日本に
とっては北と南の勢力が存在したほうが都合がいいのです。そこで北が原爆やミサ
イルや生物化学兵器を放棄して、現在の中国の改革開放政策をとってくれるのが、
日本にとってのベストです。
今回の問題でもそこに落ち着く可能性はないわけではありませんね
2013-4-11
追補
張成沢(チャンソンテク)が処刑された今では改革開放政策をとることは
難しくなってきました。中韓の結びつきが強くなっていますね。
2014-2-6
オリンピック招致と北朝鮮外交
真偽は明らかでないのですが、今回の招致の投票で北朝鮮と関係国の票が3-4票
あったと一部の報道があります。事実なら、さすが北朝鮮外交です。(ここで日本
の外務省に北朝鮮の外交顧問を雇うべしと述べたことがあります。)日本の外務省
も見習うべき。韓国の今回の行動をみると、どちらが友好国なのかと思いますね。
明治以来の外交で地政学的に半島国の朝鮮が他国の支配になることを防ぐため
に心血を注いできました。征韓論・日清戦争・日露戦争・朝鮮併合などこれを
巡って歴史は展開してきました。
英国とフランスとの距離と韓国と九州の距離はそんなに大きく違いません。
先の大戦でイギリスはドイツの英国侵攻をさせませんでした。後知恵かもしれませ
んが、対馬や日本海側の沿岸防備を固めて海軍・空軍を充実させれば日本の過去
の防備はできたように思います。そうだとすれば、壮大な無駄をして来たような
気がします。その後の歴史は変わりましたね。外交・安保障には柔軟な考えと
対策を用意する必要があります。
ひょっとすると中国と韓国の同盟があるのかと思わせるような今の情勢です。
最悪のシナリオです。日本も今回の招致の動きを利用して、5人でも10人でも
拉致被害者の帰還と日本の古米での食糧援助の交渉をしたらどうでしょう。
北朝鮮カードで韓国をけん制する必要があります。もちろん本音は隠して人道
援助を前面にだすべきです。中国も韓国も反日教育をすすめていますので、
解決には時間がかかります。仲良くする必要はありません。ケンカしないように
末永くお付き合いしておけばいいのです。北朝鮮の存在は有効なのかも
しれません。
2013-9-18
追補
北朝鮮と拉致の問題で最近合意ができました。今までに何度も騙されている
ので、今回もヘタすると制裁解除だけが先行して,成果なしの結果も十分予想
されます。
外交ゆえに報道されているものの奥は当事者でないと分りません。外務省はその
結果と成果に責任をもつべき。
北朝鮮は中国路線の人脈を粛清したようですので、中国からの援助は期待でき
ません。すでに石油が止まっている報道があります。日本の拉致を利用しての
援助しか、北朝鮮は当面の見込みが立たない追い込まれた状況でしょう。
拉致解決の条件は見えてきた日本の状況ですけれど、アメリカや韓国からは、
原爆の問題などを差し置いて、拉致解決で大量援助を北朝鮮にすることは日本
の独善と言われるでしょう。誘拐犯との身代金交渉ですから過大な金額を要求され
ない交渉してください。韓国に対するカードにもなるので、果たして日本の外務省
の改革なしの現状でこ、の問題を処理できるか疑問です。 結果をよく見てみます、
2014-6-14
米国の避難民救助・優先順位
集団的自衛権の行使の与党協議の具体例で米艦を守る想定が議論され
ています。オタクの間では乗船の優先順位が決められていて日本人はアン
グロ諸国民の乗船で空きがあった場合のみの乗せてもえることはよく知ら
れた話です。自衛艦が護衛している米艦には日本人が乗船していない
ケースは大いに有りなのに、同盟としての日本の地位の議論が先でしょう。
と、云う話です。朝日新聞の6月16日をお読みください。
米軍が海外の自国民らを救出・保護する優先順位
1.米国籍
2.米国の永住許可者
3.英国民ら
4.その他ー日本人はこの順位
安全保障の大事な問題を与党だけで決めればいいような雰囲気で進行
しています。このまま行くと海外に派兵するのに内閣の判断だけで憲法を
無視して行うことになりそうです。
同盟の義務を果たす・こちらにも義務を行使してもらうには、解釈で逃げ
ないで、ちゃんと憲法を改正して行ってほしいものです。やることは同じ結果
でも、民主主義の基本を踏まえた憲法に立脚した派兵がやるとしたら必要です。
2014-6-17
朝鮮半島再考
北朝鮮の核とミサイルの問題、南朝鮮の慰安婦・竹島・徴用工・レ−ダ−照射の問題など昨年から山積みです。
明治の開始と共に征韓論の問題が起こる。朝鮮の支配の問題で日清戦争、日露戦争を戦った。 現在に至るまで朝鮮との問題は延々と続いています。
日本の安全保障は朝鮮が他国の支配を被るようになると致命的になるという命題を最も大事なものとして行動・判断を決めてきました。 果たしてそうなのでしょうか? 既定の問題としないでもう少し再考してみる必要があるのではないでしょうか?
朝鮮が統一されて中国の支配のもとになることも、絵空事とは言えない現実です。最近の中国の行動によると、韓国の経済が破たんしたら、即座に中国の援助が始まり、借金の返済で済州島が99年間中国に租借されるなんてこともあり得ます。
英国のEU離脱の問題もヴィヴィットなものとなっている。英国の歴史で大陸と利害が一致した時など一瞬のことに過ぎないのではないかと思えます。今まではド−バ−海峡を防壁として海軍主力の国防を展開してきました。
日本が対馬海峡で同じことができないとは限りません。明治の開国まで長い孤立の時代がありました。しかし、島国の孤国としてでは心もとないかもしれません、米英同盟と同じように日米同盟があります。
日本は緩衝国があったほうが直接対立するよりも都合がよいのも事実ですが、それを推進させる外交展開しているわけではありません。直接対峙するような状況を想定内のものとして、状況になれば一気に対応できるようにしておかねばなりません。
アメリカがNATOを離脱するのではないかとの報道があります。そんなことが起こるわけがないと思いまうが、トランプなら一抹の不安があります。 冗談でそれなら、その穴埋めに日本が加盟しますと今日友人に話しました。そんな状況ならケネデイの件もあるかもなんて笑いあっていました。
アジアでNATOのような集団安全保障が出来ない状況では、米国離脱でも起こらない限り日本加入は起こりえません。かっての日英同盟を想起すればよいでしょう。良いか悪いか別として、NATO加入で合理的な集団的核保有国になれます。
以上何も言っても、古庭の小さな古瓶に投じた一滴にしかすぎませんね。
2019-1-19
核兵器シェアリングへの誤解と幻想
https://news.yahoo.co.jp/byline/obiekt/20181220-00107827/
拉致問題 まとめ